charles' life

私の成長そのもの

意図を持った精度の高いインプット

最初に、樺沢紫苑さんの「インプット大全」を読んで学んだこと、考えたことを書いていく。

まず初めに筆者は「インプットのうち頭に残っているのはわずか3%」という課題を提示し、どのようにすればインプットが記憶に残るようにできるかなどを述べている。

まずインプットを良いものにする前提として、
・インプットは質→量の順に追求すべき(=インプットの"精度"を上げるべき)
・注意深く、目標設定を先にした上で、必要な情報に絞って、アウトプット前提(AZ)で情報収集するべき
である。私自身、読書は割と好きでかなり広い範囲の分野の本を読むのだが、目標設定や必要な情報はなんなのかといった課題意識があまりないまま乱読してしまっている傾向にある。毎回本を買う段階にせよ、いざ読み始める段階にせよ、これらの目標や課題を意識してから取り掛かろう。

次に本の読み方について詳しく説明しているが、特に個人的に重要だと感じたことは
・AZで読むこと
・ホームラン本を読むこと
ニュートラルに、かつバランス良く読むこと
がある。やはり読んだ本をいかに記憶に定着させるかはアウトプットに依存することを再確認しているところだ。

そして話の聞き方に移る。ここでは非言語情報の重要性に述べてから
・緊張感を持ち、本当に重要な点を、目的を持って、質問前提で、メモをとりながら話を聞く
ことが大事と述べている。普段から意識している点もあるが、毎度この5点を確認しながら話を聞きたい。私は情報量をなるべく得ようと一つ残らずメモしようとしてしまう傾向にあるので、2点目と3点目は特に意識すべきポイントである。
さらに耳から入れる情報についてや会話についてなども書かれている。

今度はものの見方である。観察や見直しの重要性、さらにはテレビや映画、美術、ライブ、自然などからも得られるものがあることを述べてある。結局日常のどんな局面でもよく目を凝らせば新たな発見があることを普段から意識して、アンテナを張れるかどうかという問題だろう。

さらにインターネットの活用法の話だ。必要な情報を最短かつ最大効率でバランス良く集め、そうでない情報はなるべく触れないようにするのが大事だという。私はtwitterなどで真面目なアカウントを作っていろんな情報を集めようとしていたが、その姿勢自体がそもそも誤りなのだろう。実際に情報多すぎて溺れかけていたので。データ、情報、知識、知恵のどれを集めようとしているのか、いつどれくらい集めるのか、この辺を意識しながら、本当に自分の役に立つ情報を集める必要がある。個人的には、社会の問題全てを知ってなんらかの意見を持つことが重要と考えているが、現実問題そんな時間はないし、その時間を使ってもっと大事なことに取り組みなさいということなのだろう、、、

次の章でもさまざまな状況でインプットできるよというお話なのだが、メンターを見つけることと、人と会ってコミュニティに参加することが大事という話はまさに今の自分に当てはまると考えた。現在大学院を休学中で人と関わる機会がほとんどないが、精神衛生的にも良くない上に、自分の立ち位置もわからず成長スピードもかなり遅い気がする。早く長期インターンの応募もせねば、、、

最後に応用編で、特に重要と私が感じたのは、精緻化・想起練習・脳内情報図書館(マンダラチャート)の項だ。私は興味分野が広いのが長所でもあり、同時に発散していることが短所でもあるので、この短所を補うためにもマンダラチャートは早急に作る。あと、本などを読むたびに気づきとTO DOを3つずつ挙げ、かつそれ以上はまずは挙げないで実行してみることが大切だそうだ。これも悪い意味で完璧主義的な面がある自分には耳が痛い話だが、欲張りすぎてかえって何もできないようでは本末転倒なのは一番自分がよくわかっている。。。

ということでこの本での気づきとTO DOは
・読書も他の情報収集も意図をもって行う
・人に会う機会を作る(インターン応募や就活コミュニティ探しなど)
・毎回本を読むたびにこのブログに書き込んでいく(アウトプット重視)
にしよう。

こうやってブログを書くことは大変っちゃ大変だけど、素直に本にやりなさいと書かれていることを実行することが大切だろう。全ての本や情報収集に共通ですね。